40代会社員が「動けなかった理由」を整理した話
ある夜、子どもを寝かしつけたあと、
ソファに座ったまま何もする気が起きませんでした。
仕事はある。
家族もいる。
生活も、数字上は破綻していない。
それなのに、
「このままでいいのか」という感覚だけが、静かに残っていました。
理由ははっきりしません。
ただ、心が落ち着かない。
不安は「大きい」から怖いわけじゃなかった
その頃の自分は、ずっと不安を避けていました。
- 考えても答えが出なさそう
- 忙しいを理由に後回し
- どうせ今すぐ変えられない
そうやって、
不安を「見ないふり」するのが一番楽だった。
でも気づいたんです。
不安は、放っておくほど大きくなる。
正体が分からないから怖い。
だから、その夜は逃げるのをやめました。
やったのは「不安を全部、書き出す」だけ
答えを出そうとはしませんでした。
解決策も考えない。
ただ、
頭の中にある不安を、そのまま紙に出す。
それだけです。
実際に書き出した「不安の棚卸し」
| 不安の内容 | 具体的には? | 対処できる? | 優先度 |
|---|---|---|---|
| 会社依存100% | 収入源が一本だけ | △(すぐは無理) | 高 |
| 将来の収入 | 昇給が期待できない | △ | 高 |
| 体力の衰え | 疲れが抜けにくい | ○ | 中 |
| キャリア | 他で通用する実感がない | △ | 中 |
| 子どもの教育費 | 10年後にまとまったお金 | ○ | 高 |
書いてみて、
初めて気づいたことがありました。
見える化して分かった3つのこと
① 対処できる不安と、できない不安が混ざっていた
全部が同じ「不安」に見えていたけど、
実際は違いました。
- 会社の将来
- 経済状況
- 評価制度
これは、自分ではどうにもできない。
一方で、
- 支出の把握
- 小さな副収入
- 体力管理
これは、今すぐでも触れる。
**不安の正体は「全部どうにかしようとしていたこと」**でした。
② 優先順位がつくと、焦りが減った
以前は、
- 副業も
- 投資も
- 勉強も
全部やらなきゃ、と思っていました。
でも整理すると、
今いちばん重いのは「会社一本」という構造。
だから当面は、
それ以外は後回しでいいと決めました。
やることを増やすより、
やらないことを決めた方が、心は静かになります。
③ 「やらなくていい努力」が見えてきた
棚卸しして、やめたこともあります。
- 資格取得
- 転職サイト巡回
- 情報収集のしすぎ
不安を減らすためにやっていた行動が、
実は不安を増やしていた。
これは、書き出さないと気づけませんでした。
不安は消えない。でも扱えるようになる
正直、不安は今もあります。
ただ、以前と違うのは、
不安に振り回されなくなったこと。
- 何が不安か分かっている
- 今やることが決まっている
- 今やらないことも決めている
それだけで、
夜の静けさが変わりました。
このブログは、その記録です
このブログは、
成功談を書く場所ではありません。
不安がゼロになった話でもない。
ただ、
- 逃げなかったこと
- 整理したこと
- 小さく決めたこと
その途中経過を残していく場所です。
同じように、
- 仕事はあるのに落ち着かない
- 何かしなきゃと思いながら動けない
そんな状態の人がいたら、
まずは答えを出そうとしなくていい。
不安を、全部書き出す。
それだけで、世界は少し静かになります。


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