息子に見せたいのは、無傷の成功じゃない。傷だらけの再挑戦です

種言

「転んだあとの姿」を、今この瞬間も見せ続ける

第3弾では、私の過去の失敗を「転び方の地図」として息子に遺す、という話を書きました。
しかし書き終えたあと、ひとつ足りないものに気づきました。

地図を渡すだけでは、父親として十分ではない。

転んだ父親が、
今、どうやって泥を払い、次の一歩を踏み出しているのか。
その「現在進行形の姿」を見せること。
それこそが、このシリーズの本当の終着点だと思うようになりました。


「成功」という名の編集を、私は拒否します

世の中の成功者の物語は、どれも美しく編集されています。
挫折は「学び」という言葉に置き換えられ、最後は必ずハッピーエンドで締めくくられる。

でも、現実の再挑戦は、もっと無様で、地味です。

私の300万円の失敗は、今も疼きます。
すべてを「いい経験だった」と昇華できているわけでもありません。

だから私は、
成功した後の整った姿ではなく、
あがき続けている「今」の姿を、息子に見せたいのです。


ブログという、無様な挑戦の記録

今、私が書いているこのブログも、一つの挑戦です。

文章はまだ拙く、誰にも読まれない日もあります。
収益が出る保証も、何者かになれる確証もありません。

40代で本業がありながら、深夜に一人でキーボードを叩く。
効率重視の世の中から見れば、無駄な努力に映るかもしれません。

それでも、これでいいと思っています。

息子に見せたいのは、成功した結果ではなく、
「成功するか分からないことに、本気で向き合っているプロセス」だからです。

父さんが夜な夜なパソコンに向かい、悩みながら言葉を紡いでいる。
その格好悪い姿こそが、私から息子への真実です。


「納得」は、今この瞬間の選択にある

第1弾で、私は誓いました。
「自分が納得していない人生を、次の世代に転写しない」と。

納得とは、過去の失敗を正当化することではありません。
今の自分の選択に責任を持ち、自分の足で一歩を踏み出すことです。

私は、
平穏な会社員生活に甘んじ、
誰かに背中を押されるのを待つ人生をやめました。

たとえ一歩が小さくても、自分の意志で違和感に向かって歩き出す。
その「歩いている感触」こそが、今の私の納得です。


息子が失敗したときの「心の保険」になりたい

息子が将来、何かに挑戦して派手に転んだとき。

「父さんは完璧だったのに、自分はダメだ」
そうは、絶対に思わせたくありません。

むしろ、こう思ってほしい。

「あの不器用な父さんでさえ、40歳を過ぎてから必死にあがいていた」
「なら、自分も何度でもやり直せる」

私の現在進行形のあがきは、
息子が人生の底に落ちたとき、
最後の一線を守る「心の保険」になるはずです。


傷を隠さず、前を向く

社会は完璧であることを求めます。
でも、私はその逆を行きます。

傷を隠さず、未熟さを認め、それでも次の一手を打ち続ける。

「父さんは、負けたまま終わらなかった」
「泥を払い、また歩き出した」

息子が15年後にこの記事を読んだとき、
そこに映っているのが
過去を語る父ではなく、今を必死に生きている父であってほしいと願っています。


完結にあたって|息子への最後の約束

父さんは、これからもきっと何度も転びます。
でも、そのたびに泥を払い、歩き出す背中を見せ続けることを約束します。

成功なんてしなくていい。
ただ、自分の人生を、誰にも明け渡すな。

父さんも今日という日を、
自分の足で、精一杯歩きます。
「父さんも、必死に生きていたんだな」と思ってくれるように。

父になってからの再設計シリーズ

第一弾https://life40blog.com/the-infants-sleep-exposed-my-deception/

第二弾https://life40blog.com/letter-to-my-son-in-15-years/

第三弾https://life40blog.com/fathers-lesson-how-to-fall/

■運営者プロフィール
40代会社員。家族構成:妻、子供1人、犬1匹。 将来への不安を抱えながらも、 仕事・家族・お金・生き方を見直すためにこのブログを運営しています。 同じように立ち止まっている人のヒントになれば嬉しいです。
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