「時間ができたら書く」は嘘。忙しい人ほどブログが続く理由

砥石

「時間がないからブログが書けない」そう思っているなら、原因を取り違えています。
実際は逆で、時間がある人ほど書けません。

この記事では、1日2時間しか使えない状況でブログを書き続けられた理由を、再現性のある形で解説します。

ブログが書けない原因は「時間がないから」ではない

独身の頃、時間は有り余っていました。

休みの日は一日中ひとりで、夜は居酒屋にも行けたし、寝る時間も自分で決められた。

それなのに、何も書けませんでした。

ブログを始めようと思ってドメインだけ取って、しばらく放置した記憶があります。

「時間ができたら書こう」とずっと思っていた。

その結果が、放置です。

忙しくなってからブログが書けるようになった理由

1歳の息子が生まれて、暮らしが変わりました。

妻は自営業で、朝から夕方まで仕事。息子の世話は早朝と夜に分担する。夜は9時前には寝かしつけが終わる。そこから妻は自分の仕事に戻り、私はMacを開く。

使える時間は、1日2時間。

通勤の1時間を合わせても、3時間。

独身時代に一日中あった時間が、1/5以下に減った計算です。

減ったのに、減ってから書けるようになりました。

ブログが書けない人に共通する“先送り構造”

理由を考えてみました。

独身時代、書かなかったのは「時間がなかったから」ではなかった。

時間があったから、書かなくても困らなかったのです。

「明日でいい」「来週でいい」「来月から本気出す」。

時間があると、先送りの言い訳が無限に出てきます。

書かない理由は、いくらでも用意できる。

息子が生まれてから、その言い訳が使えなくなりました。

今日書かなければ、明日書ける保証がない。来週は息子が風邪を引くかもしれない。来月は仕事の繁忙期に入る。

いましかない生活になると、「いま書く」以外の選択肢が消えます。

選択肢が減ったことで、動けるようになった。

これは、時間が増えたら起きなかったことです。

短時間でもブログが進む人の時間の使い方

独身時代、休みの日に「8時間書くぞ」と意気込んだ日があります。

実際に手が動いたのは、たぶん1時間。残り7時間は、調べ物と休憩と、SNSを見ている時間でした。

いま、夜の2時間のうち、1時間半は手が動きます。

前後の時間で考えを貯めているからです。通勤電車でiPhoneに下書きを投げておく。昼休みに続きを少し考える。帰宅前に次の段落の一行目だけ決める。

書く時間の前に、書かない時間で準備をしている**

独身時代には、この使い分けがなかった。全部が「書ける時間」だと思っていたから、全部が「書かない時間」になっていた。

制約があるから、時間の役割が分かれる。

役割が分かれるから、机に向かった瞬間に手が動く。

「時間が増えれば書ける」は、嘘だった

ブログを5ヶ月書き続けて、気づいたのは、この前提が間違っていたことです。

時間が増えても、書けるようにはなりません。

書けるようになるのは、「書かない時間」に意味が生まれたときです。

独身時代の24時間は、全部が「いつでも書ける時間」だから全部が「書かなくていい時間」でした。

いまの3時間は、2時間が「書く時間」で、22時間が「書く準備の時間」です。

時間が減ったのではなく、時間の使い道が分かれた。

それが、5ヶ月間、毎日更新に近いペースで書き続けられている理由だと思っています。

時間がない人ほど、書ける可能性がある

同じように「時間ができたら」と思って先送りしている人がいると思います。

たぶん、時間ができても、書けません。私が過去に放置した通りです。

書けるとしたら、時間が減った瞬間です。

子どもができる、親の介護が始まる、会社が忙しくなる、病気をする。

生活の自由度が落ちたとき、ようやく「いま書く」が選択肢になる。

私は、息子が生まれて時間が減ったことで、初めて書き始められました。

制約がなければ人は動かない。ただ、制約があったから動けた、というのは事実です。

時間がない。疲れている。子どもが泣く。

そういう日々の中にいる人ほど、書ける条件が揃っている可能性があります。

書けないのは時間のせいじゃない。

書かなくても困らない生活のせいだった、と気づくまでに、私はずいぶんかかりました。

時間がないなら、むしろ条件は揃っています。
あとは「書くしかない状況」を自分で作るだけです。

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